明治創業の老舗「小林蒟蒻製造所」

 2024年8月1日
「小林蒟蒻製造所」社長 小林様にお店について伺いました
  • 創業は明治からです。子供の頃から親父の姿を見ていて、自然な流れで継ぐものと思っていました。3代目になります。

    こんにゃくの製造所で主にスーパーやお店に卸していますが、以前からご近所の方が買いにいらっしゃるので、工場で作ったものを販売していました。
    ただ、店舗は交通量の多い通り沿いにあるので、埃も入るし、食品は紫外線に弱いので扉を開けっぱなしにすることができません。 表立って「小売」と表示もしていませんでしたので小売をしていることは余り知られていませんでした。

    店舗は戦争中に一回燃えてしまってそれからは変わっていませんが、外観からわかりやすい様に外壁に「小林」をこんにゃくの形にデザインしたマークと商品名を表示しました。
    コロナ禍になった頃に奥さんがお客様をお待たせするのも申し訳ないので、店内に包装した商品を陳列し一緒にレシピも並べました。
    工場の殺風景なスペースが懐かしい昭和レトロな雰囲気になりました。

    並べているのは少数なので無くなると工場から持って来るのでいつも新鮮です。
    最近は、大岡川の桜祭りの時に看板に気づいてご来店される方もいらっしゃいます。

  • 小林社長
  • 店内
  • 店内
  • 小林蒟蒻のマークを使ったグッズ
  • 小林蒟蒻製造所所在地: 神奈川県横浜市南区中島町2丁目21
    営業時間: 月・水〜土 10時00分~18時00分
    定休日:火・日・祝
    電話番号: 045-731-0418
昔ながらの味と製法を大切に

お店のこんにゃくは、群馬県特産のこんにゃく芋を製粉に加工したものに、あらめ粉と言ってひじきや青のりなど海藻などの粉末を入れて造られています。
製法は昔ながらの伝統的な製法、大造(オード)式と呼ばれる製法にて製造をします。こんにゃくを大きな型枠に流し込み固め一枚一枚丁寧に裁断し、じっくり煮上げ、さらに一晩寝かせてアク抜き(呼吸をさせます)をします。製造過程が多く手間と時間が掛かりますが、弾力があり味染みの良さが際立つ絶品のこんにゃくが出来上がります。

  • 横浜発祥の「かまぼここんにゃく」

    横浜発祥の「かまぼここんにゃく」は花びらのような見た目から「花こんにゃく」と呼ばれています。
    通常のこんにゃくとは異なり、小麦粉と片栗粉を配合している為、独特の食感を味わえます。このこんにゃくは当店ともう一店しか作っていません。当店からは小学校の給食用にも卸しています。

  • 花こんにゃく
  • 「ちくわぶ」や「ところてん」も

    手作りのちくわぶも製造・販売しています。
    ちくわぶは水につけるとだんだんふやけて柔らかくなります。10日程付けていただくと、もちもちとした食感になりまるでおでん屋さんで出るちくわぶのようになります。 ところてんは店では四角いままの状態で販売しています。
    寒天ではなく、ところてんをみつまめでもお客様がカットして食べていただける様に出しています。ところてんで食べたい場合は、こちらで突いてお持ち帰り頂くこともできます。

  • ちくわぶとところてん
メカ好きが選んだクロスビー
  • 以前はたくさん乗れるマイクロバスみたいなものが欲しかったのでエルシオンという8人乗りのホンダの車に乗っていました。
    車の購入を検討した時、見た目についてはやっぱり車はまんまる目で、以前に乗ってよかった四駆で、5ナンバー、という思いから初めてのスズキ車のクロスビーに決めました。
    現在、配達で使う車が2台とクロスビーとかっこいい昭和レトロなスポーツカーが車庫に並んでいます。

  • クロスビー
  • クロスビーは釣りに行くときの友

    釣りも好きです。最近ちょっといけていないけど車庫に行くと竿が並んでますよ。 主に釣るのは、おかっぱり(陸から釣る)のヘチ釣りでヘラブナですね。
    だんだん釣り場がなくなってしまったけど、以前は横須賀や田浦に行っていたけど今は入れなくなっちゃって、最近は遠くに行けてなくて八幡橋なんかから釣ります。
    一番大きな獲物は冬場だったかな?メジナをつりました。釣りをしているってだけで楽しい!

  • 釣り釣りに行くときの友「クロスビー」

このクルマなら思いたつまま
好きなところに連れて行ってくれるXBEE(クロスビー)